2022-Tokyo Mineral Show
『第31回 東京ミネラルショー』に出品する新着鉱物標本のご紹介
12月9日(金)〜12月12日(月)の期間、池袋サンシャインシティ文化会館 2F・3F、4Fで開催される、『第31回東京ミネラルショー』に出品する新着品の一部をご紹介します。一点ものなど、品物により、初日にSold となってしまうものもございますので、どうぞご了承下さい。
母岩の出店場所は、いつもと同じ位置で、会場 1 (2F) /エリア R-テーブルNo.45-46です。
Aurichalcite : 水亜鉛銅鉱
Ojuela Mine, Mapimi, Durango, Mexico
78mm x 65mm x 23mm
メキシコ、オハエラ鉱山産の水亜鉛銅鉱です。この標本は1900年代の中頃、米国、カリフォルニアの鉱物学会に貢献された、Earl L. Calvert氏のコレクションの中の一点です。20数年前のツーソンショーで、このCalvert Collectionが放出された時のもので、美しいブルーの色合いが魅力的な貴重な標本です。(1点)
Proustite : 淡紅銀鉱
Imiter Mine(Marrakech 600Km East), Jbel Sarhro, Anti Atlas, Morocco
70mm x 55mm x 36mm
モロッコ、イミテル鉱山産の淡紅銀鉱です。この産地のものには、稀に、銀と水銀の鉱物、イミテル鉱や、黄粉銀鉱を共なう事が知られています。(1点)
Haüyne : 藍方石 (アウイン)
Ladjuar Medam, Sar-e-Sang, Koksha Valley, Badakhshan, Afghanistan
←67mm→
アフガニスタン産のアウインです。ナトリウムと珪酸アルミニウム、硫酸基を組成に持つ鉱物ですが、カルシウムを含まず、水酸基を持つものはノゼアン(Nosean)となり、両者の区別は難しいものとなります。分析データ付き。(1点)
Rhodochrosite : 菱マンガン鉱
Sweet Home Mine, Mount Bross, Alma District, Park Co., Colorado, U.S.A.
←41mm→
お馴染みの名品、コロラド州、スイートホーム鉱山のロードクロサイトです。母岩は、四面銅鉱、閃亜鉛鉱を中心とした硫化鉱物で、その上に赤色の結晶が鎮座したバランスの良い標本です。
Ephesite : エフェサイト
Lohatlha, Postmasburg Manganese field, Northern Cape Prov., South Africa
←27mm→
南アフリカのNorthern Capeから産出した、ナトリウムとリチウムを含む、稀産の雲母族鉱物、エフェサイトです。鮮やかなピンク色をした結晶集合体で産出したものです。(4点)
Senegalite : セネガル石
Mt.Kouros, Diakouma(Kouroudiako), Tamacounda Region, Senegal
40mm x 34mm x 29mm
名前の通り、セネガルから発見された、アルミニウムの含水燐酸塩鉱物、セネガル石です。淡緑色の結晶集合体で産出しています。(1点)
Wulfenite : モリブデン鉛鉱
Ahmad Abad Mine, Bafq Co., Yazd Province, Iran
←33mm→
イラン産のモリブデン鉛鉱です。黄色〜オレンジの板状結晶が母岩上に集合体をなしているものです。(3点)
Senarmontite : 方安鉱
Djebel Hammimat Mine, Ain Babouche, Ain Beida, Constantine, Algeria
48mm x 31mm x 29mm
アルジェリアの特産鉱物で、アンチモニーの酸化鉱物、方安鉱の有名産地品です。やや透明感のある、無色〜灰色の八面体結晶集合体で産出した、重量感のある標本です。(1点)
Azurite : 藍銅鉱
Kerouchen, Khénifra Province, Morocco
←33mm→
モロッコ、Kerouchen産のアズライトです。強い光源下では、美しい青色の透過が観察できます。(2点)
Pyrope : パイロープ
Martiniana Po., Cuneo, Piemonte, Italy
38mm x 34mm x 29mm
イタリア、ピーモント産のパイロープです。一般的に流通している赤いパイロープは、鉄やマンガンなど、不純物が含まれているものが殆どですが、この標本は、ほぼ端成分の純粋なパイロープで、淡桃色をしています。内部には、コーサイトや、Mg、Ti、Alの珪酸塩鉱物、エレンバーガー石の存在が見込まれます。パイロープの自形結晶は極めて稀ですが、この品は、ルーズながらも自形の結晶標本となっています。現在は天然記念物に指定され、保護されているという事です。(1点)
Zunyite (Covers on Hematite): ズニ石
Bondar Abbas County, Hormozgan Province, Iran
←10mm→
フッ素、塩素を含んだ、アルミニウム珪酸塩鉱物、ズニ石の分離結晶標本です。通常微小な結晶集合体で産出しますが、このイラン産のものは、ヘマタイトにコーティングされた一センチ前後のシャープな正四面体結晶で産出します。(多数あり)
Chalcomenite: カルコメン石
Baccu Locci Mine, Villaputzu, Sardegna, Italy
←14mm→
銅とセレンの二次鉱物、カルコメン石です。サムネイルサイズの標本で、青色の結晶が母岩上に付いています。(数点)
Botallackite xl.: ボタラック石
Doneen Mine, Allihies, West Cork, Ireland
←27mm→
アイルランドから産出した、アタカマ石と同質異像の鉱物、ボタラック石です。稀産鉱物で、多くの場合、皮膜状で産出しますが、この標本は自形結晶で産出しています。ラング石を共ない、淡青色の微小な結晶が観察できます。分析データ付き。
Pumpellyite: パンペリー石
Saraniy, Perm, Ural, Russia
←50mm→
ロシア、ウラル産の、カルシウム、鉄、マグネシウム、アルミニウムの含水珪酸塩鉱物、パンペリー石です。暗緑色〜黒色の針状結晶集合体で産出しました。パンペリー石は、我が国でも秩父郡 朝日根産などが知られていますが、標本市場では、海外産を含め、良標本の入手の機会は以外と難しいのが現状となっています。
Lorenzenite: ロレンツェン石
Flora Mt., Lovozero Massif, Kola, Murmansk, Russia
←42mm→
ロシア、コラ半島から産出した、ナトリウムを含むチタンシリケートの鉱物で、光輝の強い暗褐色の両頭結晶が母岩上に乗っています。(1点)
Arthurite: アーサー石(原産地標本)
Hingston Down Consols Mine, Callington, Cornwall, England (Type Locality)
53mm x 48mm x 17mm
英国、コーンウォール産の、銅と鉄の含水砒酸塩鉱物、アーサー石です。黄緑色の微小な結晶が、母岩全体に付く、原産地標本です。(1点)
(Cr)-Amesite: アメス石
Saranovskii Mine, Saranovskaya Village, Perm Oblast, Ural, Russia
47mm x 38mm x 27mm
ロシアのウラル山地から産出した、MgとAlの珪酸塩鉱物、アメス石です。六角柱状の集合体で産出しますが、雲母のような完全な劈開があり、特徴的な真珠光沢が見られます。クロムを含んだ含クロムアメス石で、光源の種類により、カラーチェンジが見られます。
Coloradoite (with Petzite. Calaverite) : コロラド鉱 (ペッツ鉱-カラベラス鉱を共なう)
Lake View Mine, Kalgoorlie, Western Australia
44mm x 38mm x 26mm
オーストラリアのテルル金銀鉱の産地として知られる、Lake View 鉱山から産出した、テルルと水銀の鉱物、コロラド鉱です。一部にペッツ鉱、カラベラス鉱を共なっています。母岩の中心に挟まれたリッチな標本です。(1点)
Cavansite-(Ce) : カバンサイト(原産地標本)
Owyhee Dam, Malheur Co., Oregon, U.S.A. (Type Locality)
←14mm→
米国、オレゴン州から産出した、カバンサイトの原産地標本です。インド産のものとは趣きの違う標本で、鮮青色が美しい透明感のあるガラス光沢の結晶が見られるサムネイルサイズの標本です。(1点)
Rhodizite : ローディズ石
Antandrokomby, Madagascar
49mm x 37mm x 27mm
K、Cs、Al、Be、Bを組成に持つ酸化鉱物で、ベージュ色の12面体結晶で産出しています。この標本の結晶は経15mm弱あり、ローディズ石としては比較的大きな結晶を持つものとなっています。(1点)
Chlorargyite xl. : 塩化銀鉱
Broken Hill, New South Walls, Australia
48mm x 29mm x 20mm
ハロゲン銀鉱に分類される、塩化銀鉱の母岩付き結晶標本です。フランスの鉱物学者で鉱物標本商でもあった、故 G.Gauthier氏(ジルベルト・ゴチエ)のコレクションで、直筆ラベル付き。(1点)
Clinozoisite : 斜灰簾石(クリノゾイサイト)
Coaillo, Cañete, Lima, Peru
47mm x 41mm x 33mm
ペルー産の斜灰簾石です。暗黄色〜暗緑色の柱状結晶集合体となっています。(2点)
Spessartine : 満礬柘榴石
Kunzite : クンツァイト
Loliondo, Tanzania
Kunar, Afghanistan
Elbaite (Tourmaline) : リチア電気石
Olmiite : オルミ石
Paprok, Nuristan, Afghanistan
Northern Cape, South Africa
Germanite : ゲルマン鉱
Sapphire (Corundum) : サファイア
Tsumeb Mine, Namibia
Bekily, Madagascar
Hyalite : 玉滴石
Saneroite : サネロ石
Queensland, Australia
Molinello Mine, Liguria, Italy
Kidwellite : キドウェル石
Szaibelyite : ザイベリー石
Iron Monarch, Iron Knob, South Australia, Australia
Yakutiya, Russia