CFR-0001
Florencite-(Ce) / セリウム・フローレンス石
Salm-Châtau, Vielsalm, Luxembourg, Belgium
45mm x 33mm x 30mm
セリウム・フローレンス石は、セリウムを含んだアルミニウム燐酸塩の稀産鉱物で、小さな褐色の結晶が母岩の空隙に生成されています。近年、我が国でも、水晶の日本式双晶が多産する事で知られる、長野県 金鶏鉱山から、含クロム白雲母やクロム鉄鉱に共ない、微小なルーペサイズのものですが、透明度のあるピンク色の美しいセリウム・フローレンス石が産出し話題になりました。今回のものは、ターコイズなどの燐酸塩鉱物が産出する事で知られる、ベルギー、Vielsalm産のもので、金鶏鉱山のものとはかなり違った外見を持っています。