Nambulite : 南部石
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Nambulite : 南部石
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66mm x 38mm x 31mm
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左側のもの...43mm x 26mm x 14mm
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日本産新鉱物で、リチウム、ナトリウムを含む、マンガン珪酸塩鉱物の南部石。ばら輝石と同様に、二方向に完全な劈開があるが、特徴的な橙色をしている。 |
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左の標本とともに、2007年の採集品。同行者のT氏が、上流付近の斜面から掘り出したもの。二酸化マンガンの黒色皮膜に被われた、人頭大の塊を割ると、内部は全て南部石だった。 |
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Manganberzeliite : マンガンベルツェリウス石
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Manganberzeliite : マンガンベルツェリウス石
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46mm x 37mm x 35mm
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画像幅←35mm→
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Ca,Na,Mn,Mgの砒酸塩鉱物、マンガンベルツェリウス石。微小な黄色い結晶で、ばら輝石中から産出する稀産鉱物。 |
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特徴的な黄色の微結晶で、比較的分かりやすい。時に、アーセニオプレイ石など、他の稀産鉱物を共なって産出する事もある。 |
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Iwakiite : 磐城鉱
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Iwakiite : 磐城鉱
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64mm x 56mm x 30mm
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画像幅←42mm→
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ここが原産地の日本産新鉱物、磐城鉱。ばら輝石中に脈となって産出するもの。ヤコブス鉱と同質異像の鉱物で、強い磁性がある。 |
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ヤコブス鉱は石英とは共存しないが、磐城鉱は共存する事があるため、石英の存在と磁性が鑑定の目安になる。やや緑色を帯びた灰黒色であるのも特徴の一つといえる。 |
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Iwakiite : 磐城鉱
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Iwakiite : 磐城鉱
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45mm x 38m x 28mm
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45mm x 38m x 28mm
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こちらはブラウン鉱中の磐城鉱。全体がブラウン鉱で、ヤコブス鉱との区別が難しいが、部分的に石英、ばら輝石を共なうことから、磐城鉱と判断できる。 |
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標本の大部分がブラウン鉱だが、真ん中の上から下に走る、やや質感の違う、緑色味を帯びた脈部分が磐城鉱。 |
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Helvine (Helvite) : ヘルヴィン(ヘルヴァイト)
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Helvine (Helvite) : ヘルヴィン(ヘルヴァイト)
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27mm x 25m x 21mm
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画像幅←8mm→
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ばら輝石中に埋没して産出する、マンガンとベリリウムの珪酸塩鉱物、ヘルヴィン。2mm程の鮮緑色の結晶。 |
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鈴木石とも思える程、大変鮮やかなエメラルドグリーンのヘルヴィン。 |
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Copper: 自然銅
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Copper: 自然銅
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←48mm→
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画像幅←30mm→
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ばら輝石中から自然銅も産出する。
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樹形状結晶の集合体で産出。
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Rhodonite: ばら輝石
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Rhodonite: ばら輝石
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37mm x 35m x 15mm
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42mm x 37m x 29mm
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石英中に埋没した、結晶質のばら輝石。
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石英中に埋没した結晶質のばら輝石。一部には結晶面も見られる。
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Ganophyllite with Nambulite
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Ganophyllite with Nambulite
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ガノフィル石:南部石
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ガノフィル石:南部石
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60mm x 53m x 32mm
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画像幅←10mm→
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K,Na,Ca,Si,Alに水酸基を加えた、特殊な組成のマンガン鉱物、ガノフィル石。標本中央部に、光輝の強い、板状結晶がいくつか確認できる。南部石を共なって産出。 |
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画像右側の黄色みを帯びた、光輝の強い板状結晶がガノフィル石。左側のオレンジ色のものは南部石。左の標本中央部の拡大写真。 |
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Arseniopleiite with Manganberzeliite
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Arseniopleiite with Manganberzeliite
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アーセニオプレイ石:マンガンベルツェリウス石
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アーセニオプレイ石:マンガンベルツェリウス石
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38mm x 27m x 20mm
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画像幅←22mm→
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Na,Ca,Mn,Mgの砒酸塩鉱物、アーセニオプレイ石とマンガンベルツェリウス石の共存した標本、 |
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写真では良く確認できないが、右側の矢印部分にある、赤褐色の微小な粒が、アーセニオプレイ石。左矢印の黄色い部分はマンガンベルツェリウス石。 |
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Arseniopleiite : アーセニオプレイ石
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Manganberzeliite : マンガンベルツェリウス石
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上の標本の右側矢印部分(x20)
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上の標本の左側矢印部分(x20)
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赤褐色の微小な粒状結晶。
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やや透明度のある、ガラス光沢のマンガンベルツェリウス石。
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Langbanite : ロングバン石
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Langbanite : ロングバン石
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41mm x 37m x 26mm
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画像幅←30mm→
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マンガンと鉄にアンチモニーを含んだ稀産の珪酸塩鉱物、ロングバン石。ばら輝石を共なうブラウン鉱など、比較的高品位な鉱石中に産出する。 |
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劈開の著しい灰黒色の結晶が、ばら輝石部分に確認できる。黒色の二酸化マンガン鉱と混同し、見落としてしまう事もあるが、強い光沢が特徴的でもある。 |
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Villyaellenite : ビリヤエレン石
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Villyaellenite : ビリヤエレン石
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←8mm→
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画像幅←6mm→
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マンガンとカルシウムの含水砒酸塩鉱物、ビリヤエレン石。
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淡桃色の微小な結晶が、ばら輝石を共なう母岩の割れ目に張り付いている。
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Brandtite : ブランド石
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Brandtite : ブランド石
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←28mm→
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←28mm→
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Ca、Mn、Mgの砒酸塩鉱物、ブランド石。
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淡いベージュ色の皮膜で産出。
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Spessartine : 満礬ザクロ石
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Spessartine : 満礬ザクロ石
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68mm x 58m x 38mm
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画像幅←42mm→
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ブラウン鉱を共なうばら輝石中に、黄褐色の粒状集合体で産出するが、自形結晶は見られない。 |
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ばら輝石を共なう鉱石中に普通に見られるが、同様の色合いを持つ、チロディ閃石もある。チロディ閃石は針状結晶で産出する。 |
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As-Apatite : 含砒素燐灰石(ばら輝石中/赤丸部分)
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As-Apatite : 含砒素燐灰石(ばら輝石中/赤丸部分)
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49mm x 40m x 17mm
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画像幅←22mm→
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肉眼的なものではないが、ばら輝石中に混在している含砒素燐灰石。赤丸部分に濃集しており、紫外線を照射すると蛍光を発する。 |
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紫外線を照射すると、赤丸部分が蛍光する。この部分からは、砒素を含んだ燐灰石のデータが得られた。 |
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